9月21日 今日のエモい情景

【今日のエモい情景】

遠くから見ているあの人に、好きな子ができてしまったら。

そしたらきっと私は死んでしまうなあと思うんだ。

それだけじゃない。あの人が何をしているところを想像しても、死んでしまいそうになるのだ。

けれど私は遠くから見ているだけなのです。

真夏に雪が降るよりあり得ない妄想で、真冬に雪が降る程度の想像を打ち消そうとしても無理なのです。

あの人がいつもああいう人だからいけないんだ。

私にもチャンスがあるかもしれないみたいな顔をしているのがいけない。

だから、はやく死んでしまうようなことをして、私を殺して欲しいんだ。

私の前で知らない人とキスでもして、息の根を止めて欲しいんだ。

それでもきっと私は生きてしまうから、そのガラスの期待を撃ち抜いて。

※この物語はフィクションです