8月24日 今日のエモい情景

【今日のエモい情景】

灯台の前に座って、夕日を眺める少女たちがいた。

その誰も喋らない様子を、遠くの方から僕は見た。

一人が傍らにあったラムネを呷る。

果てしないほどの時間が、こことは違うどこかにある気がする。

夕日は沈もうとしている。

少女たちもいつか大人になる。

けれど永遠を願う彼女たちなら、本当の永遠に行けるのかもしれないと、至極真面目に考えてしまうほど。

それくらい彼女たちの纏う光は煌めいていた。

放り投げられたラムネの瓶が、光を反射しながら海に落ちていく。

その光が海に落ちてしまうなら、死んでしまっても良いと思った。

※この物語はフィクションです