7月30日 今日のエモい情景

【今日のエモい情景】

眩暈のような明滅。

切れかけた蛍光灯の下で、僕は人を待っていた。

彼は待っている僕のことを笑うのだろう。

待つことしか能の無い馬鹿だと言ってけなすのだろう。

そう言いながらも彼は必ず来てくれることを僕は知っている。

彼が来たら昔の話をしよう。

まだ僕らが子供だった頃の話をしよう。

彼は必ずやってきてくれるから。

空から槍が降ろうが、ミサイルが降ろうが、彼は必ずここに来る。

蛍光灯は遂に切れた。

※この物語はフィクションです