3月1日 今日のエモい情景

【今日のエモい情景】

今脳内にある危険物は、時限爆弾という感じではなかった。

どちらかというとスイッチ式で、私が押せば爆発するタイプのものだ。

スイッチは側面に張り付いていて、ひとたび私が押してしまえば、爆風は私も巻き込んでしまうだろう。

そんな爆弾を一つ抱えてしばらく経つ。

そんな爆弾が精神の安定につながるなんて、作ったときは考えもしなかった。

どれくらいの威力があるのか、人を殺す道具なのになんだかわくわくしてしまう。

いつ爆発すればたくさんの人が死ぬだろう。

どうやって改造すれば効果的に人を殺せるだろう。

罪の意識よりも好奇心の方が増してきて、もはや人を殺すために私は生きているのだ。

そんな爆弾を一つ抱えて、ちょっとだけスキップした。

※この物語はフィクションです