2月11日 今日のエモい情景

【今日のエモい情景】

あの空に輝く月は、ずっと一人だ。

私たちのことを見下ろして、ずっとただ見ているだけ。

何も言わないし、何も言えない。

だからこそ、あんなに輝いているのかな。

月だって、私たちのことを見ているだけじゃ、自分でもそこにあることを忘れてしまうから。

輝くことで、私たちに見てもらうことで、在ることができる。

もしかしたら美しいものほど、輝いて見えるものほど、孤独なのかもしれない。

それでもいつか月が見えないような夜には。

孤独な月も、誰かと一緒にいられたら良い。

輝かなくてもいいくらい、寂しくなんてないといい。

※この物語はフィクションです