11月8日 今日のエモい情景

【今日のエモい情景】

君の目に映る世界は、僕のとは少し違うらしい。

僕の世界も、君の世界も、同じものでできているはずなのに、君の世界は、僕のよりずっと色に溢れてた。

その世界を知るたびに、僕の嫌いだった世界に色が増えていった気がする。

つらい思いなら、君のほうがしている。

その思いを全部乗り越えて、君は僕に色をくれた。

真っ暗で嫌いだった世界は、目を逸らせないほど明るくなった。

楽しい日々は長く続かないことを、君も僕も知っている。

薬指の約束が、鬱陶しくなる日が来るのも知っているはずなのだ。

それでも、楽しそうに話す君が無性に嬉しくて。

気持ち悪いくらいのニヤケ面も、君になら見せてもいいかなって。

※この物語はフィクションです